あかいしゅういちのゆる~く生活が3倍豊かになる物語

元メタボな40代IT系会社員。将来・家族のためと奮起するが、詐欺にあい鬱病になる。病からの解放、自信を取り戻すためランニング・ヨガを学び資格を取得。半年で15㎏減30km走を達成。頭の中の不安を掃除しようと戦う日々。「走る瞑想」をモットーにジョギングを研究、日々のストレスに悩む人達を応援する魂の伝走師として活動中。

副業詐欺に遭わないために、遭っても泣き寝入りしない!返金までの正しい手順と対応方法を考える

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こんなメールやSNSメッセージをもらったことはありませんか?

副業を希望する人が増えている現在、そんな人達を狙った副業詐欺が急増 しています。

ちなみに私も幾度となく、詐欺にあい、貯金を使い果たしてしまいました。


副業で稼ぐはずが、大切なお金を失ってしまったなんてことにならないように、危険な副業詐欺手口 と、被害にあった場合の対処方法 について、とある方とのディスカッションと私の経験をもとにまとめてみました。

 

副業詐欺とは?


副業詐欺の多くはネットを利用した仕事を紹介すると言って近づいてきて登録や情報商材の購入に誘導します。

被害者の多くは、ネットでの仕事の経験が無く、相場や仕事内容についても詳しくない人が犠牲になってしまうケースが多発しています。
いわゆる「情弱者」をねらったものです。

 

副業詐欺の勧誘方法


副業詐欺の勧誘方法は大きく分けると3つ あります。

1.ダイレクトメールでの勧誘


ダイレクトメールでの勧誘は、携帯メールやフリーメールに送られてきます。

メールアドレスをランダムに入力して、一斉送信する方法と、メールアドレスを入手して直接ターゲットに送ってくる方法があります。

現在は、ランダムにターゲットに送るよりも、何かの登録でメールアドレスが漏洩してしまい利用されるパターンが多いようです。いわゆる怪しいメールマガジンもこの類です。

2.SNSのメッセージを使った勧誘


ダイレクトメールでの勧誘は、迷惑フィルターにかかって読まれなかったり、知らない人からのメールには警戒しているユーザーが多いので効率がいいとは言えません。

そのため、最近急増しているのが、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSのメッセージを利用して勧誘する方法です。

最初から勧誘目的でコメントするのではなく、何度か普通のフォロワーを装って会話を繰り返し、相手を信用させてから勧誘の話を持ち出すことが多いです。
ただ必ずしも詐欺とは言えないものもあるので、電話なども交えて情報を確認する必要があります。

3.サイトの誇大広告での勧誘


相手から勧誘されたわけでもないのに、副業詐欺に遭ってしまう被害者もいます。

それは、ネットの検索で辿り着いたサイトの誇大広告を信用して登録などしてしまった人です。

副業詐欺の場合、ダイレクトメールからこういった誇大広告のサイトに誘導する方法と、直接訪問した人をサイトの嘘の宣伝で騙すという二つの入り口をもっていることが多いようです。ライン@というものに誘導してリストとしてとるという方法も定番化しています。

副業詐欺ではどんな被害が出ている?


副業の種類によって、詐欺被害の内容が変わってきます。

どのように騙されてしまうのでしょうか?

・最初にお金を請求されて支払ってしまった


登録したら登録料を取られてしまったという被害が多いのは、内職や在宅ワークのサイトです。

登録をしなければ仕事は紹介してくれないということなので、お金を払ってしまう人がいますが、ライティングなどの作業は大手サイトで無料で仕事を紹介しています。

説明では、登録費用を支払っても、高額な報酬の仕事を紹介するので大丈夫と言って騙してきます。

実際、紹介される仕事は高収入のものではないこと、全く仕事を紹介してくれないという被害が出ています。

また、インスタグラムからの勧誘が多い、モデルやタレントの仕事も、同じように高額な登録費用を請求されて支払っても仕事がなかったという被害が多発しています。

・副業のために情報商材を購入させられた


元から情報商材を販売するために、副業というエサを使って参加者を募る詐欺です。

コピペで簡単に稼げる副業や、アフィリエイトなどは、収入をアップさせるために必要ということで、高額な情報商材の購入を薦められます。

被害に遭った人の話を聞くと、全く内容のない情報商材が送られてきて、マニュアル通りに実行しても、説明されたほどの収入どころか全く稼ぐことができないという事例が多いです。
最近はこれが一番多いと思います。

セミナーや塾に入会させられた


セミナーや塾への誘導も、情報商材の販売と同様、副業をエサに参加者を釣る手口です。

多いのは、集客アップなどの名目でセミナー参加を強制されること。

ブログやサイトの集客アップや、SNSのフォロワー数アップなどの方法を教えると言って、参加を強制されます。

参加費用を支払っても実際にセミナーが開催されなかったり、3ヵ月のセミナーという話が、1、2回の開催で終了してしまったということもあるようです。
所謂、高額塾ですね。

・マルチビジネスに登録させられた


マルチビジネスの場合は、二つのリスクがあります。

一つは登録費用を取られてしまうこと、もう一つは違法行為的なものもあるということです。(マルチ、ネットワーくビジネスは正しくは違法ではありません)

紹介することによってステージが上がり、収入が上がるという説明があった場合は間違いなくマルチビジネスですので、どうやって収益をあげていくのかとか運営会社の質の確認が必要です。

・個人情報を伝えてしまった


金銭を狙う詐欺ではなく、個人情報の取得を狙った詐欺も増えています。

本名や住所、電話番号などの個人情報を登録と同時に入手し、それを業者に売却すると言うのがこの詐欺師の手口です。

副業詐欺以外でも、スマホアプリなどに登録した後に、迷惑メールが増えるというのは個人情報が売却されて漏洩してしまっているからです。

登録時にフリーメールアドレス以外を入力するのはリスクが高いという意識を持ってください。

金保証がある情報商材も危険


副業詐欺で購入を薦められる情報商材

最初の説明では返金保証がついているから安心という言葉で騙してきます。

しかし、実に9割もの情報商材が返金保証付きと謳っている のです。

金保証をつけても相手が損をしないからくりを説明します。

返金に応じてくれない


詐欺目的の場合は、返金請求をしても全く連絡が取れないところが多く、もし連絡が取れたとしても、全額返金と謳っている情報商材の場合、返金請求をしても相手からは

「作業量が足りない」「マニュアル通りにやっていない」 「心掛けがなってない」という理由を並べられ返金に応じてもらえないケースがほとんどです。

最初から返金額を計算して販売している


全額返金という説明ではなく、返金保証としか謳っていない商材も存在します。

この場合、最初から返金額を計算して販売しているので、請求すれば返金に応じてもらえますが、返金額は購入額の半分くらいということが多いです。

つまり、購入額と返金額の差額を利益にすることを最初から計算した上で詐欺商材を販売しているということになります。

 

副業詐欺にあった時の対処方法

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もしも副業詐欺に遭ってしまったときでも、焦らずに正確な行動をすることによって返金が可能になります。

正しい対処方法を紹介します

被害者を狙った悪徳業者に注意


特に注意しなければいけないのは、悪徳業者の存在です。

副業詐欺に遭った人を狙い、返金交渉を行うという名目で手数料を騙し取ります。

当然、返金交渉など行わず、被害者は悪徳業者に依頼することで、二重の被害を受けることになってしまいます。

悪徳業者は、NPO法人行政書士などという信用されやすい名前を使って、インターネットにサイトを開設したり、詐欺被害者の掲示板などから直接メールでコンタクトを取ってきます。意外とNPOは怪しいものも多いです。

返金交渉や法的手続きを取る場合には、弁護士資格が必要なので、返金交渉を依頼する場合は、

信用できる団体に所属している人物なのか?

弁護士資格がある人物なのか?

などを確認してから依頼する必要があります。

焦って悪徳業者に騙されて二次被害を出さないようにしてください。

少なくともインターネット検索や法人格の確認、特商法の標記とかは確認すべきでしょう。

国民生活センターへ相談する


全国の都道府県に設置されている国民生活センターでは、消費生活のトラブル全般に関する相談を受け付けています。

都道府県の国民生活センターは平日のみの受付ですが、消費者ホットラインでは、土日の受付もしています。

「188」をダイヤルすることで、消費者ホットラインに繋がりますので、相談内容を聞いてもらい最寄りの都道府県の国民生活センターを紹介してもらいましょう。

相手との交渉トラブルの場合も、仲介に入ってくれますが、こちらから交渉が難しいという場合にのみ、仲介してくれるので、連絡が取れない場合でも、一度は詐欺師と交渉する必要があります。
ただどうしてもお役所的な対応が多いイメージです。あと難しい書類の作成はやってくれないです。

弁護士に相談する


どうしても返金して欲しいならば、弁護士に頼るという手段もあります。

しかし、弁護士に依頼する場合は、弁護士費用がかかりますので、返金額と弁護士費用のバランスを見極めて依頼する必要があるでしょう。

ただ情報系に疎い弁護士もまだまだ多く、話がかみ合わないことも多いです。

法テラスを利用する


返金額がそれほど多くなく、弁護士費用が心配ならば、各地に設置してある法テラスの無料相談を受けて、今後の対処方法などのアドバイスを受けることもできます。

被害者の集まるサイトのプラットフォームを利用する


インターネット上で、被害者が集まった掲示板がありますが、詐欺被害者が年々増加していることを背景に、被害者専門のプラットフォームも立ち上げられています。

MatoMa というものがあります。

同じような詐欺に遭った仲間と情報交換することが可能で、返金の請求に成功したという被害者の書き込みなどは参考になるでしょう。

人数が集まれば、集団訴訟として提訴し返金請求するという方法を取ることもできます ので、一人で悩むのではなく、被害者掲示板を覗いてみるのもいいと思います。

まとめ


副業詐欺などに遭ってしまっても泣き寝入りすることはありません。

正確な手順を守って行動すれば、返金される可能性が高いのです。

それよりも大事なのは、副業詐欺に遭わないことなので、自己防衛をしっかりとして怪しい勧誘には手を出さないでください。

もしくは私のようないろいろ経験して、発信している人に相談してみるのもいいと思います。